ダンジョン飯4巻のあらすじや感想・レビュー【宿敵との激闘の果に】

 

ダンジョン飯4巻の感想・名シーン※以降ネタバレあり

3巻に渡って繰り広げられたダンジョングルメ道中(?)ですが、この巻ではとうとう主目的である炎竜(レッドドラゴン)にたどり着きます。

ほぼ全エピソードをつかって描かれる炎竜との死闘がこの巻の見所といえます!逆に飯要素は薄めです。

また、ファリンを無事蘇生できるのかという、今までとはうってかわったシリアスシーンも印象的。

 

 

宿敵炎竜との死闘

以前対決した時よりも人数も少なく装備も揃っていない為、取れる作が限られます。

炎竜のブレスを防ぐために用意した鍋(アダマンタイト)も加熱され役に立たず、建物を倒壊させ下敷きにするも無傷。
武器はあらかた使い物にならなくなり残った武器は包丁(ミスリル)のみ、マルシルの魔法も効かず。
そんな絶体絶命のピンチをどのようにまくるのか一つの見所になっています。

 

 

強すぎる炎竜


引用:ダンジョン飯Kindle版4巻より

今までのモンスターと違いボス感が凄いです。

 

炎竜との死闘の果に対面したファリンは思った以上に変わり果てた姿になっています。
蘇生の可能性を少しでもあげるためにマルシルがある提案をしますが、これまた今までに内容なシリアスな展開です。

いままでのダンジョン飯のぬるい雰囲気になれている読者は戸惑ってしまうかもしれません。

 

 

・ファリンとの対面とマルシルの提案


引用:ダンジョン飯Kindle版4巻より

 

無事蘇生がかなったファリンとの感動の対面などまシリアスなシーンが目立ちますが、ダンジョン飯らしいブラックなジョークや飯描写もあります。

 

・ファリンを食したドラゴンを食す?

引用:ダンジョン飯Kindle版4巻より

 

いままでと大分作風がかわるダンジョン飯4巻ですが、クライマックスと考えるならば当然とも言えますし個人的にはこの展開も嫌いではありません。

そしてクライマックスと言いつつも巻末では不穏な空気を醸しだしていてまだ話は続いていきます。

今後の展開も楽しみにしていましょう。

 

■Kindle版ダンジョン飯4巻

■コミック版ダンジョン飯4巻

ダンジョン飯4巻のあらすじ

第二十二話 地上にて

3巻に登場した”ナマリ”も所属するノームのタンス夫妻パーティが地上に戻った後の描写。

タンス夫妻はダンジョンが存在する島でかなりの権力を持っている様子で「島主」と食事しながらダンジョンや島や大陸の情勢の話をしている。
話の内容からダンジョンを狙い諸国や種族が島に介入しようとしている様子が伺える。

一方ナマリは独自にファリンの動向を追っていた。
死体安置所にファリンの死体がとどいていないか調査している。

そして、タンス夫妻パーティーの”カカ”と”キキ”と一緒に食事をとり親睦を深める。
「蘇生術があるとしても恐怖は忘れるな」と仲間を思う発言もとれる。
ライオスとの再開によ何かしらのつかえが吹っ切れた様子も伺える。

 

第二十三話 炎竜Ⅰ

ライオス一行はとうとう炎竜が巣食う地下5階にたどり着いていた。
5階は城下町としてつくられており、上層で遭遇したオーク達が住んでいた痕跡から小麦粉やお酒などを見つけることができた。

そして焼け焦げた魔物の死体から近くに炎竜がいることも確信する。

メンバーたちはどのように炎竜を退治するか相談する。
結論、いままでと同様の方法は取れないということで「建物を破壊し炎竜を下敷きにする → 炎竜の弱点である喉元、逆鱗を刺す」という作戦に決まる。
対象の建物まで炎竜をおびき寄せる必要があり、ライオス、チルチャック、センシ、でおびき寄せ、建物の破壊をマルシルの魔法でおこなうことに。

覚悟を決めた一同は腹ごしらえとして「レッツ炎竜にカツレツ」を食す。

まだ目的は果たせていないもののここまえ来れたことの感謝を皆に伝えるライオス。

そこに炎竜が姿を現す。

 

第二十四話 炎竜Ⅱ

一同は予定どおり配置につく。

必死に炎竜を誘導する誘導メンバーだが、炎竜の足は時速60kmと用意に引き離せるものではない。
炎竜のブレスはセンシのアダマンタイトの鍋で防ぐはずだったが、熱せられた鍋を持ち続けることができず早々にブレスの防御手段を失ってしまう。

入り組んだ道を逃げながらなんとか崩落させる建物の下まで誘導させレッドドラゴンを建物の下敷きにすることに成功。
…したかと思ったが、すぐに炎竜は建物を払い除けてしまった。

崩落と炎竜が暴れた衝撃で足元に入り込んだ誘導メンバー。
この場所では炎竜のブレスを受けることはないが気を抜くと踏み潰される危険性も秘める。

更には魔物が寄生しているライオスの剣は強大な炎竜の前に使われることを拒否し、センシの武器も硬い鱗に阻まれ破壊され、マルシルの魔法も効いている様子はない。
まさに絶体絶命の状態。
そんな中、センシが使っている包丁がミスリルであることが発覚する。炎竜を包丁で斬りつけると刃がとおった…が、刀身が短すぎてダメージを与えることはできない。

引き続きピンチのまま次話へ。

 

第二十五話 炎竜Ⅲ

 

ジリ貧の状態を打開すべくライオスの剣(剣スケ)を取りに炎竜の股ぐらから飛び出すセンシであったが竜に踏みつけられ身動きがとれない状態に。
さらにチルチャックが飛び出し、センシの包丁を投げ炎竜の左目を潰すことに成功する。
そのすきに剣もライオスの手に渡り、ライオスだけは一旦戦場から一時離脱が叶った。

マルシルと合流したライオスはどうにか逆鱗がある竜の喉元に近づけないか考える。
そして危険かつ後がない作戦の実行にかかる。

竜の死角になっている左目側からマルシルの爆発魔法でライオスを吹き飛ばし竜の頭に飛びつく。
更にはわざと片足を竜に噛ませて宙吊りになると逆鱗の正面に構えることができるのだ。

体を張った作戦で見事竜の逆鱗に剣をつきたて討伐したライオス。

満身創痍のライオスは帰ったらファリンから真面目に回復魔法を習うことを誓う。

 

第二十六話 炎竜Ⅳ

 

意識を失っているライオスは幼いころからのファリンと過ごした夢をみていた。

内容から、ファリンは子供のころからプリーストとしての才能があったことが伺える。
ファリンの最後の挨拶のような言葉を言われ目を覚ますライオスであったが、「絶対に連れて帰る」と心に誓う。

一方マルシルは傷ついたチルチャックとセンシに回復魔法をかけていた。
大怪我を短時間で治す回復魔法には”回復痛”が伴うらしく二人の悲痛な叫び声がダンジョンに響く。

また、炎竜に足を噛ませたライオスも左足切断という大怪我をおっていた。
これも回復魔法で接合させる。

動けるようになった皆は炎竜の腹を裂きファリンの亡骸を探すが、胃の中は空であった。

「獲物の一部を消化せずにブレスの材料とする」という炎竜の体の構造を知っていたライオスは該当の器官も探る。

すると、白骨とかしたファリンの頭部がでてきた。

 

第二十七話 炎竜Ⅴ

無残な姿になってしまったファリンには一同は絶望する。

白骨からでも蘇生の前例がないわけではないと骨を集め蘇生所に持っていこうとするライオス。
しかし、遺体の損傷が激しいほどに、その場から動かすと蘇生の確率が下がるとマルシルが警告する。
かわりに蘇生師を連れてくることを提案するが、蘇生に必要な「損傷した箇所の倍以上のカロリー(動物の死骸)」が必要であり、この場への輸送が難しい(腐ってしまう)ことにより実質不可能であることも気づく。

そこでマルシルが「自分が蘇生する」と提案。
今ならば炎竜の死骸によりカロリーは十分。蘇生術が専門でないマルシルだが”黒魔術”を使えば蘇生が可能だと語る。

チルチャックとセンシは黒魔術に拒否感を示すがライオスは「ファリンを生き返らせてくれ」と懇願する。

蘇生をさせるためにはできるかぎり原型に近い形に近づけるためにファリンの骨を組み合わせる作業に入る。
あわせてライオスはファリンの骨と混じってしまっている魔狼の骨を組み立てると主張。

試行錯誤しなが「ファリンと魔狼の骨格」が完成。

マルシルが詠唱に入るとファリンの肉体は再生していった。
詠唱が終わると同時にマルシルは気を失ってしまう。
肉体が戻ったが魂が入っているかわからないライオスが近づくとファリンは目を開く。

蘇生したてでしっかりと喋ることができない状態であったがライオスをみたファリンを「にいさん」と発し、ライオスは思わずファリンを抱きしめる。

目を覚ましたマルシルもファリンにすがり人目もはばからず感涙する。

お腹を減らした様子のファリンに積もる話も後回しにして食事の支度を始めようと提案する一同。

 

第二十八話 炎竜Ⅵ

 

女性だけで風呂に入りながらファリンとの再開に感激し続けるマルシル。

皆やマルシルに迷惑をかけたと恐縮し、死の直前の記憶が曖昧で不安がるファリンであったが「大丈夫!」とファリンを元気づけるマルシル。

一方、ライオスとチルチャックは今後の進退やマルシルの蘇生術について話をしていた。
街にもどっても無一文である状況なにで竜の金になる部分の持ち帰りの話や、黒魔術を使ったマルシルが”ダークエルフ”なのでは心配するチルチャック。
偶然話をきいたマルシルが「人の役に立てるために禁呪を研究している」とやましいこと気持ちがないことを強調する。

そんな中、ライオスが竜の近くで調理を始めようとしているのではと気づいた一同は急いで止めに走る。
解体した竜の近くには可燃性の燃料が蔓延している状態で火気厳禁であるからだ。

現場にたどり着くと今まさに火を起こそうとしているセンシ。
声をかけるも間に合わず大爆発を起こす。

しかし、その場にいた全員が無傷であった。
ファリンがとっさに魔法で防御障壁をはったおかげであったが、以前のファリンにはできない芸当であることに一抹の不安を覚える。

ともあれ竜の調理を始める一同。

ローストレッドドラゴン」、「タマネギのピザパン」、「ドラゴンテールスープ」が完成する。

しかし、考えてみれば調理した炎竜はファリンを消化した個体である。
倫理的に食してよいものか迷っていると構わずファリンが食べ始めた。

つられるように皆も食べ始め、待望の竜の実食にいたく感動している様子のライオス。

また、ここまでのダンジョン飯を話すと喜ぶファリンや、魔物が寄生した剣を使っていたことがバレて皆に怒られるライオス。
無茶な行動をして命をおとしたファリンをしかり抱きしめるライオス。

悲願達成した夜がふけていくが……炎竜の死骸に不穏な人影がいた。その姿はライオスが絵画の中であった人物でもあった。

 

ダンジョン飯4巻のキャラクター紹介&登場料理

ライオス

引用:ダンジョン飯Kindle版4巻より

本編の主人。トールマン(人間)。
魔物マニア。魔物のことになると未再開がなくなるサイコパス気味の性格だが本巻では妹思いの一面を見せる。

 

 

ファリン

引用:ダンジョン飯Kindle版4巻より

主人公ライオスの妹。トールマン(人間)。
彼女を助けることがダンジョン飯の主目的であったが本巻で救出が叶った。
回想では常識人のように描かれていたがライオスの妹らしく常識にかける性格も見え隠れしている。蘇生後、魔力が上がっているような描写あり。

 

マルシル

引用:ダンジョン飯Kindle版4巻より

エルフの魔法使い。
黒魔術が使えることが判明。ファリンを助けるために黒魔術を使ってしまった。

 

チルチャック

引用:ダンジョン飯Kindle版4巻より

ハーフフットの罠のエキスパート。
戦闘向きではないことを自称しているが戦力不足のため炎竜との戦いに加わり、炎竜の目を潰す大活躍を見せた。

 

センシ

引用:ダンジョン飯Kindle版4巻より

ドワーフの戦士。
オリハルコンの鍋やミスリルの包丁を持っているなど一流の素材を料理に振り分けるほどの料理好き。
独自の価値観をもっている。

 

ナマリ

引用:ダンジョン飯Kindle版4巻より

ドワーフの女性。元ライオスのパーティメンバー。
現在、タンス夫妻のパーティーメンバーになっている。ビジネスライクの立ち振舞をするがファリンの安否を気にかけているところや新しいパーティーメンバーへの振る舞いから元来情が暑い性格であることが伺える。

タンス夫妻

引用:ダンジョン飯Kindle版4より

夫のタンス氏は島主と対等に話すなどかなりの有力者である模様。

 

島主

引用:ダンジョン飯Kindle版4より

ダンジョンがある島の主。権力者であることは間違いないのであろうが少々弱腰な印象。

 

謎の人物

引用:ダンジョン飯Kindle版4より

炎竜の死体近くに現れた人影。
ライオスが絵画の中であった人物。

 

 

炎竜

引用:ダンジョン飯Kindle版4より

炎を吐くドラゴン。
いままで出てきたモンスターとは別格の強さを見せた。

 

 

4巻で登場したダンジョン飯

 

レッツ炎竜にカツレツ

引用:ダンジョン飯Kindle版4より

炎竜に勝つためのエネルギー補給と験担ぎ。肉がカエルだと思わなければ美味しそう。

 

ファリンと魔狼の骨格

引用:ダンジョン飯Kindle版4より

料理ではないが料理のような描写がされていた。ブラックジョーク。

 

ローストレッドドラゴン、タマネギのピザパン、ドラゴンテールスープ

引用:ダンジョン飯Kindle版4より

さすが念願の竜料理だけあってかなり美味しそう。
ライオスも絶賛。…ファリンを食べた竜の肉だが。

 

■Kindle版ダンジョン飯4巻

■コミック版ダンジョン飯4巻

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